3つのコースから自分に合ったコースを選択し、充実した学校生活を送ろう

高卒アシストコース


74単位を効率よく取得し、高校卒業資格を得る

(1) 基本は在宅で高等学校卒業資格取得を目指す 「資格をとりたい」、「専門学校に進学したい」、「高卒以上の資格がないと希望の職場に就職できない」など、高等学校卒業資格が必要な人のコースです。 高等学校卒業に必要な74単位修得を目指し、基本在宅で自学を進めます。PCが学習場所にあれば、映像授業を視聴することによってレポート作成もスムーズに行えます。また、映像授業を視聴すれば、スクーリングの参加日数も年6日ほどに軽減されます。(履修単位数によってスクーリングの日数も変わります。)

(2) 卒業のためには、「レポート提出」、「スクーリング出席」、「問験合格」が必要 高等学校卒業資格を得るには、「74単位以上の修得」、「30時間以上の特別活動参加」が必要です。そのために、在宅で各科目の「レポート」を作成し提出しなくてはいけません。「レポート」とは、各科目の内容が数枚のプリントにまとめられているもので、小テストのようなものと考えてください。そのプリントの問題に解答し、和歌山南高等学校に郵送で送付します。それを採点し、再度送り返します。レポートを作成する際は、映像授業をPCで視聴したり、科書を利用したりして完成させていきます。 また、「スクーリング」とは、レポートの分からなかった所を復習したり、直接先生に質問したりするための対面授業のことを言います。このスクーリングは、修得単位数にもよりますが年間で6日間となります。このスクーリング中に、対面授業や特別活動(HRや体験学習など)、試験を行います。 「レポート提出」、「スクーリング出席」、「試験合格」で、3年以上在籍し74単位以上修得(合格)すれば、高等学校卒業の資格を得ることができます。

ヴァイタリティアシストコース


時間をかけてじっくり、社会で必要なスキルを学ぶ

(1) 4年、5年かけて、ゆっくり、じっくり高等学校卒業を目指す 高等学校の修業年限は一般的に3年となっていますが、このコースでは4年または5年かけて、社会で必要とされるスキルも学びながら卒業を目指します。「9 高卒アシストコース」で説明があったように、高等学校卒業資格を得るためにはさまざまな条件があります。その条件を少しずつクリアしていくのがこのコースの特徴です。

(2) 多彩な選択科目 本校の通信制課程には他の学校にないさまざまな科目があります。国語や数学などの教科に加え、VR を利用した「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」や「伝統工芸」など他の学校にはない科目も履修可館です。もちろん卒業に必要な卒業単位にカウンにすることができます。また、仕事についていたりアルバイトをしたりと就業をしていることも単位として認めています(実務代替制度)。

(3) 勉強が苦手でも努力次第で卒業を目指せる 本校では、「学び直し」の科目でも単位修得ができます。特に国語、数学、英語の3教科に関して、映像授業を視聴しながら、小、中学校の学び直しをします。これまで学校へ行けてなかった人、学力が不安な人など、いきなり高等学校の学習に入っていくのではなく、まず学び直しをしたいと考えている人にはとても安心です。

就職・進学アシストコース


受験や就職試験に必要な教科、科目を学ぶ

(1)専門学校、大学、就職に必要な単位の修得を目指す 「高卒アシストコース」は高等学校卒業資格を目指すコースですが、この「就職・進学コース」は「高卒アシストコース」のカリキュラムよりも履修単位数が多いです。その分、進学や就職に必要な教科、科目の学習を進めます。「高卒アシストコース」と同様に、3年間で卒業を目指すコースです。

(2) 働きながら学習を進めることも可能 「ヴァイタリティアシストコース」でも説明しましたが、就職していても、アルバイトしていても、学習を進めることができます。さらに、その期間と時間数にもよりますが、卒業単位に認められる制度もあります。今は高等学校へは行けていない、行けそうにないけれど、将来は進学、就職したいという思いがある人にはこのコースが最適です。